烏賊型の何か

烏賊型の何か/私が体験した実話の奇談・奇談
高校卒業後に福岡の予備校で寮に入って浪人生活を送っていた。

浪人生活と言えども高校と同じように祝日が休みだったり夏休みもあった。

夏期講習の前半を終えてお盆休みということで大分の実家に帰省していたが、その数日もあっという間で、夏期講習後半が始まるのに合わせて福岡の寮に戻るため特急電車に揺られていた。
※今も昔も福岡〜大分〜宮崎〜鹿児島を結ぶ新幹線は通っていません。

もう少しで行橋という頃にふと車窓から山の景色に目をやると、空に白い物体が見えた。

最初は雲ひとつないいい天気なので飛行機かと思ったがそうではなかった。

不思議に見つめてみると烏賊(イカ)型をした何かが浮いているように思えた。

よくパチンコ屋がアドバルーンを上げていたり、子どもが上げている凧でもない。

烏賊が頭を上、足を下に向けている状態。

何かというよりも「UFOだ!」と思った。

UFOと言うと円盤型がポピュラーだが、そこに浮いているのは間違いなく烏賊型だった。

そのままジッと見ていても場所が変わらない。

そう言えばインスタントカメラがある!と思い、カバンの中を探った。
※約20年前の話なのでまだ携帯電話すら普及してない(笑)

インスタントカメラを見つけると再び外の景色に目をやると、いない!烏賊型の何かがいない!

インスタントカメラを探した時間は10秒もかかっていないのに!

それ以来、電車に乗るたびに空を眺める癖がついたのは言うまでもない。

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義理のお義父さんは幽霊は信じないがUFOは信じている。

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今も昔もUFOや未確認生物の特集番組でどこかのお偉い学者先生が「あれはビニールハウスのビニールだ」「光の反射だ」「人を見間違えただけだ」なんていうが、ロマンが無さ過ぎて面白くない。


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