ナントカ君のコンピューター

ナントカ君のコンピューター/私が体験した実話の怪談・奇談
私が通っていた別府の大分県立高校での怪談です。

どんな高校でも七不思議のような話はあると思いますが、私が通っていた高校にもありました。

例えば「工程にある銅像の向きが変わる」とか「馬の鳴き声がどこからともなく聞こえる」とか「通常入れないはずの屋上に女子生徒がいる」とか「東棟の2階と3階の間の踊り場の鏡の前で踊ってはいけない」などです。

私が聞いたのはあともう1つ。

普段、幽霊とかUFOとか「そんなもんあるか!」と一蹴する真面目な先生が「夕方に物理準備室には行かないように。」と言ったことがある。




私が高校に入学する数年前の話。

東大にも合格するだろうと言われていた優秀な生徒がいて、コンピューターにも精通していたらしい。
※20年以上前の話で、まだWindowが出る前、まだパソコンとは呼びなれない頃です。

部活には入っていなかったが放課後は先生の許可を得て物理準備室のコンピューターでプログラミングなど毎日していたそうです。

しかし在学中に事故に遭い、亡くなられたそうです。

その後、夕方になると彼が使っていたコンピューターが勝手に起動してプログラミングが表示される。

というような話らしい。

そう聞くと見たくなるのが心理ですが、物理準備室は放課後になると他の教室よりも堅牢な鍵で施錠されていた。

「物理準備室から中庭を覗く男子生徒がいた」という話は霊感の強いTさんも言っていたので、今でもたまに愛用のコンピューターでプログラミングを楽しんでいるのでしょう。
※Tさんの話はこちらから→【背中に】http://realkaidan.wp.xdomain.jp/kaidan/211


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